...否定された信仰者はあえて動揺もしないで、直々に受取って、「わからないでする信心が本当の信心で、わかってする信心は本当の信心じゃないって、伝道師さんがおっしゃいました」「そんなことがあるものですか」信仰者が、逆らわずに補綴(ほてい)を加えようとするのを、懐疑者は立ちどころにハネ飛ばして、「そんなばかなことがあるものですか、わからないで何の信心ができますか、物の道理がわかって、はじめて信心をする気になるのでしょう、わからないものを信ぜよと言って、信ずることができますか」「いいえ、お嬢様、そこのところが……そこのところが、その何なんです……」何か相当の拠(よ)りどころはあるらしいが、口に上せてはっきりと補うことができない、そこに信仰者の悶(もだ)えがありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...朝倉石見守樣へ直々のお頼みで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若年寄直々の指令を受けなければ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...南町奉行直々の指図で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...直々のお話もいたしましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お糸さんに直々話し込んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ヒューバート医師が直々に...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...それでわたしに頼むというのはなんです」「老公に拝謁がねがいたいと存じまして」「あんたが直々にですか」「処士の身でまことに僭越(せんえつ)ですけれども...
山本周五郎 「新潮記」
...陪臣の身として直々(じきじき)のお流れ...
吉川英治 「江戸三国志」
...この上は漢中王へ直々に救いを仰ぐしかないと決意したからである...
吉川英治 「三国志」
...わしが直々(じきじき)会おう...
吉川英治 「私本太平記」
...彼もかつては、一味の“文談会”にも顔を見せ、早くから宮中における、北条討伐の秘謀を知悉(ちしつ)していた一人だが、その章房が、先ごろ、「事、余りにも、御無謀にすぎましょう」と、みかどへ直々に、諫言(かんげん)したものである...
吉川英治 「私本太平記」
...気強う思うぞ」直々(じきじき)のお声だ...
吉川英治 「私本太平記」
...一つ 軍功の施与(せよ)は朝廷直々(じきじき)の令に待つべきを...
吉川英治 「私本太平記」
...「廷尉」「はっ」「直々(じきじき)...
吉川英治 「私本太平記」
...また将軍家直々のお召のと...
吉川英治 「私本太平記」
...半兵衛から直々(じきじき)に...
吉川英治 「新書太閤記」
...筑前様へ直々(じきじき)でなければ申されませぬ...
吉川英治 「茶漬三略」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
