...もしくは空隙(現代社会組織の欠陥)に向ってまったく盲目的に突進している...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...しかるに浅薄なるエリパズは伝統的教義の純正を誇りてこれを盲目的に抱くのみにて...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...多くの場合に盲目的にでも信用して間違いがない...
大杉栄 「新秩序の創造」
...かくのごとく本能なるものはしばしば誤った方向に向うても盲目的に働き...
丘浅次郎 「いわゆる自然の美と自然の愛」
...単に盲目的に服従して居らぬ様になり...
丘浅次郎 「人類の将来」
...盲目的に自分の感情に引き摺られてみるのもよかろう...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...なんらの意志もなく盲目的に服従してる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それほど盲目的に猛烈な働(はたらき)をあえてするに適しない事を深く悲しんだ...
夏目漱石 「門」
...しかしてその国を愛するものも盲目的に愛するものがありはせぬかを虞(おそれ)る...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...盲目的に犇(ひし)とすがり付きそうな衝動に悩まされて居る様子がマザマザと見えます...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...なんて盲目的に従うのだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...中納言もかわいそうなことであると、この問題における中の君を思っていて、宮は浮気(うわき)な御性質なのであるから、愛してはおいでになっても、はなやかな新しい夫人のほうへお心が多く引かれることになるであろう、婚家もまた勢いをたのんでいる所であるから、間断なしに婿君をお引き留めしようとすることになれば、今までとは違った変わり方に中の君は待ち続ける夜を重ねることになっては哀れであるなどと、こんなことが思われるにつけても、なんたることであろう、不都合なのは自分である、何のためにあの人を宮へお譲りしたのであろう、死んだ姫君に恋を覚えてからは、宗教的に澄み切った心も不透明なものになり、盲目的になり、あらゆる情熱を集めてあの人を思いながらも、同意を得ずに男性の力で勝つことは本意でないとはばかって、ただ少しでもあの人に愛されて相思う恋の成立をば夢見て未来の楽しい空想ばかりを自分はしていたのに、あの人は恋を感じぬふうを見せ続け、さすがに冷淡には自分を見ていない証(あかし)として、同じ身だと思えと言って中の君との結婚を勧めたのであったが、自分にとってはただあの人の態度がくやしく恨めしかったところから、あの人の計画をこわして宮と中の君との結婚を行なわせてしまえばなどと、無理な道をとって狂気じみた媒介者になった時のことを思い出すと、不都合なのは自分であったと返す返す薫は悔やまれた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...盲目的にうたわれて行き...
吉川英治 「三国志」
...めったに盲目的になるなどの例はない...
吉川英治 「私本太平記」
...それに対して、海上の大船団は、生田の川尻から御影(みかげ)の浜へわたって、盲目的に、その舳(みよし)を砂へ乗しあげて来た...
吉川英治 「私本太平記」
...――怯者(きょうしゃ)の怒りは、時によると、盲目的に、すて鉢をあらわすものである...
吉川英治 「新書太閤記」
...盲目的に動いているものらしい...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...盲目的に思う方へ走ろうとするこの青春の処女(おとめ)には...
吉川英治 「宮本武蔵」
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