...三人の挙動などには目もくれないふうだった...
有島武郎 「或る女」
...そして司令官には、目もくれないで、部屋を出ていこうとする...
海野十三 「太平洋魔城」
...「ありがとう(メルシ)」と、ジナイーダは彼(かれ)に酬(むく)いて、――「さて女王は、そんなお追従に耳をかしたり、音楽を聴(き)いたりしているけれど、その実お客の誰(だれ)一人にだって、目もくれないの...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...そして私の方へは目もくれないで真直に四角い卓子の方へ歩いて行った...
豊島与志雄 「蠱惑」
...目もくれないで通りすぎていきました...
豊島与志雄 「街の少年」
...この世の女には目もくれない変人...
久生十蘭 「あなたも私も」
...そんな野薔薇などには目もくれない者のように...
堀辰雄 「美しい村」
...新参者に目もくれない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...かれらはわたしには目もくれないで...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...そのような人たちには目もくれない)弱ったてえセリフは無いでしょ...
三好十郎 「冒した者」
...そのまま僕の方へは目もくれないで...
三好十郎 「肌の匂い」
...きみがガンに目もくれないのも...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...もとより埴輪(はにわ)や土器などには目もくれない...
吉川英治 「三国志」
...金銀には目もくれないふうを相手の感じに入れて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...わざと三次へ目もくれないで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...その様子などには目もくれないで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...――目もくれないで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そういうお杉婆には目もくれないで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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