...山脈や湖や鉄道も一々はつきり盛り上つてゐた...
芥川龍之介 「横須賀小景」
...しかしすぐ盛り返して来た...
有島武郎 「或る女」
...怪し気な女が出て来て大皿の中にチョッピリ盛り付けたのが...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...暑い盛りの午後二時過...
石川啄木 「鳥影」
...これからまだ暫らく盛りだと云ふ...
岩野泡鳴 「鹽原日記」
...船ごとにその八鹽折の酒を盛りて待たさね」とのりたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...盛りに見ゆればこそ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...八十歳の婆とか、五歳の娘とか、それは問題になりませんが、女盛りの年頃で、しかもなかなかの美人でありながら、ちっとも私に窮屈な思いをさせず、私もからりとした非常に楽な気持で対坐している事が出来る、そんな女のひとも、たまにはあるのです...
太宰治 「嘘」
...雪子の盛りは今年が最後ではあるまいかと思い...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その土で或る部分に土盛りをし...
豊島与志雄 「或る素描」
...夏の日盛りを御徒町の道場から牛込のある友人のもとへ試合に行こうと...
中里介山 「大菩薩峠」
...盛り上り……とろりと膏気のありそうな肌をさらして...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...大椀に粥を盛りつけて食わせた...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...女も今が青春の盛りの姿と見えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...二十日過ぎの梅の盛りになったころ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...手から五色を食み出させて提げている籠に盛り上げてある豊かな品物を見せるが好(い)い...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...その上に盛り上って倒れた人垣が...
横光利一 「上海」
...いまその青黄いろい花の盛りで...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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