...太陰の盈虚に伴って動物の脳味噌...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...盥の水を以前(もと)の如く清く盈々(なみ/\)として置いて...
石川啄木 「葬列」
...水星が月と同じように盈(み)ち虧(か)けを示すこと...
石原純 「ガリレオ・ガリレイ」
...鹽盈つ珠を出して溺らし...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...またこの鹽の盈(み)ち乾(ふ)るがごと、盈ち乾(ひ)よ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...盈尺の地を守つて寂然として聲なし...
高山樗牛 「人生終に奈何」
...悪貫(あくかん)已(すで)に盈(み)つ...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...水を盈々(なみなみ)汲込まなければならなかった...
徳田秋声 「あらくれ」
...清水を盈(み)たした湯呑なぞならべてあった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...易の道は満盈(まんえい)と申す事を大いにきろうなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...倉即(やがて)盈溢(みちあふ)る(『淵鑑類函』四三七)...
南方熊楠 「十二支考」
...筵間金尊盈...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...風は熄(や)んで地は和(なご)やかな光に盈(み)ち...
吉川英治 「三国志」
...殺気満ち盈(み)つ中を...
吉川英治 「三国志」
...蜀の国始まって以来の盈光(えいこう)が全土にみなぎった...
吉川英治 「三国志」
...春潮盈(み)ちて船出を想うような彼の心事は...
吉川英治 「新書太閤記」
...おゆるし下しおかれますように」勝家は感動に盈(み)ちた気色をうごかして...
吉川英治 「新書太閤記」
...――このたのしい平和に盈(み)ちた地上のどこにそんなあぶないことが起っているのかと...
吉川英治 「新・水滸伝」
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