...すると机の上の灰皿(はいざら)に...
芥川龍之介 「路上」
...現に君達が米国で楽しみつつある美味(うま)い料理の一皿を手に入れることが出来れば...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...これも夜の皿洗いのときに失敬しておいた卵をソバ湯の残りでゆで...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...皿の中からは春さきの溝(どぶ)のやうな臭(にほひ)が立つ...
ルイ・ベルトラン Louis Bertrand 上田敏訳 「サバトの門立」
...そしてあとに黒ずんだ灰を灰皿の上いっぱいに残した...
海野十三 「地獄の使者」
...ある時など態(わざ)と縁(ふち)の欠けた皿に肉を盛つて...
薄田泣菫 「茶話」
...(皿の上に残った小さな骨の破片をつくづく見遣りながら...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...羊肉の皿は次々と運ばれてくる...
豊島与志雄 「文学以前」
...一皿五圓なり...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...茶碗とお椀とお皿の置き方...
中谷宇吉郎 「鉛筆のしん」
...次の皿を取り寄せた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...臺所(だいどころ)の方(はう)で皿小鉢(さらこばち)の音(おと)がする...
夏目漱石 「門」
...大部分は皿、鉢、行灯(あんどん)、といった世帯道具の半端物ですが、中には大擬(おおまが)い物(もの)の高麗焼(こうらいやき)の壺(つぼ)、紫檀(したん)の半分欠け落ちた置物、某法眼(ほうげん)の偽物の一軸、古九谷の贋物(にせもの)の花瓶――といった、物々しくもグロテスクな品物もあります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少量の皿を幾つも食った...
古川緑波 「このたび大阪」
...眼前の皿を金縛りのまま見るほかなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...キセルの火皿をほじくった...
山本周五郎 「季節のない街」
...小皿を隠して出て行った...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...彼女は皿の縁の上でうまくからだの調子をとりながら...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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