...当時の硯友社や根岸党の連中の態度は皆是であった...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...共(とも)に皆是(みなこれ)を過去(くわこ)の精神病學(せいしんびやうがく)と比較(ひかく)するならば...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...例へば都筑馨六、小松原英太郎、藤田四郎、古沢滋の如き其他中央官府及び地方庁に散在する属僚の如き、皆是れなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...皆是が能く分ると色々又古代史の説明に多少何か理窟が付けられるかも知れぬと思ふのでありますが...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...釋迦如來皆是吾子等云々(しやかによらいみなこれわがこうんぬん)...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...傍の人皆是を見て驚かざる者なし...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...これは両説皆是(ぜ)であるかも知れない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これも亦彼の斎が生家の職業と同じく或は二説皆是(ぜ)であるかも知れない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...故皆是原書之旧...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...反對のみなる意義に於いては、着眼次第にて衆理想皆大なりともいふべく、衆理想皆小なりともいふべけれど、矛盾の意義に於いては、縱令(たとひ)その着眼點殊なりとても、衆理想皆是なり、皆非なりといはむこと、尋常の論理の許すところにはあらざるべし...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...皆非なる衆理想は同時に皆是なるに由なからむ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...論理を守るものと、論理を守らざるものと、皆是なり、皆非なりといひてはおそらくは批評にはなるべからず...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...さらば逍遙子は衆理想皆是なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...衆理想皆是なりとは...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...われは敢て衆理想皆是なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...衆理想(衆人の哲學上所見)はいづれより見ても皆是皆非なりといふ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...然れば宇宙有る所の諸国皆是れ一身体にして...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...「元禄風」と曰ふが如き皆是れ脩辞上の題目にして...
山路愛山 「明治文学史」
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