...それから癩(らい)を病んだような...
芥川龍之介 「女」
...癩(なり)でも肺病でも構わんのでなくっちゃ...
泉鏡花 「婦系図」
...近づくままに顔を見るとそれはもう末期にちかい癩患者で...
伊丹万作 「映画と癩の問題」
...いったい芸術的に(しかも抒情的に)癩を扱った映画が一本世に出るということはどういう意味を持つものであろう...
伊丹万作 「映画と癩の問題」
...――あたしは癩病(らいびやう)やみぢやないか...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「癩病やみの話」
...身は癩病の撃つところとなりても彼はこれに堪えたのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...この乞食が癩病患者ではないことを語るものだ...
江戸川乱歩 「悪霊」
...何突(なにづき)?マーキュ白癩(びゃくらい)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...その煙の奥の方から本郷の方へと陸続と避難して来る人々の中には顔も両手も癩病患者(らいびょうかんじゃ)のように火膨(ひぶく)れのしたのを左右二人で肩に凭(もた)らせ引きずるようにして連れて来るのがある...
寺田寅彦 「震災日記より」
...精神病院や癩病院に...
戸坂潤 「社会時評」
...中には癩病よりも浅ましい死に方をするのもある...
北條民雄 「鬼神」
...「結局僕も癩院にゐるのとそんなに変つてやしない状態なんだ...
北條民雄 「道化芝居」
...癩の発病も定つて春さきで...
北條民雄 「発病」
...喉頭癩で咽喉(のど)が塞がつて了つたのである...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...モロカイ島の癩患者のこと...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...今では一見してそれと分る癩の相好(そうごう)をしている...
吉川英治 「大谷刑部」
...――ただ癩殿の首を眼がけよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...親と名のある道三殿を攻め滅ぼした癩殿(らいどの)(義龍)の部下である...
吉川英治 「新書太閤記」
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