...その後も疱瘡痲疹大流行の時は何度もこの繁昌を繰返し...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...これらの擦過傷はあの頸部胸部の絞殺瘡痕に対して質的な共通点を持っているからだ...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...」「疱瘡ですって? なるほどそう仰しゃれば...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...私は身体ぢゆうのふきでものを痒がつて夜も昼もおちおち眠らないもので糠袋へ小豆を包んで母と伯母とがかはるがはる瘡蓋(かさぶた)のうへをたたいてくれると小鼻をひこつかせてさも気もちよささうにしたといふ...
中勘助 「銀の匙」
...「頸筋の瘡(きず)は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この春から瘡毒(さうどく)で足が立たなくなりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二十過ぎの疱瘡(ほうさう)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...アルコールに麻痺させた資本家共の瘡蓋(さうがい)だらけの良心には...
葉山嘉樹 「工場の窓より」
...旦那の次郎左衛門は松皮疱瘡のひどい醜貌...
正岡容 「吉原百人斬」
...)此頃頭瘡を病み...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...手足の瘡(きず)を先にするようなものでしょう...
吉川英治 「三国志」
...華陀がくればこんな瘡(きず)はなおる」うわ言のように...
吉川英治 「三国志」
...わしの矢瘡(やきず)を案じてか...
吉川英治 「三国志」
...徳(ほうとく)に射られた左の臂(ひじ)の瘡(きず)である...
吉川英治 「三国志」
...関羽はようやく臂(ひじ)の矢瘡も癒えてくると共に...
吉川英治 「三国志」
...幼いときの疱瘡(ほうそう)のあとが...
吉川英治 「私本太平記」
...喉の悪瘡(あくそう)(できもの)から血を吐いて死んでしまったということになっている...
吉川英治 「私本太平記」
...「喉の矢瘡(やきず)はどうした?」と...
吉川英治 「新書太閤記」
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