...他の肥ることに於いて自らの痩せることを發見する「個體的存在」である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...おせきは田植時分からその苦労のために痩せる思いだった...
犬田卯 「米」
...「痩せる筈(はず)さ...
太宰治 「正義と微笑」
...焼酎は痩せる』彼も亦アル中患者だ...
種田山頭火 「行乞記」
...さらぬだに痩せる思ひのお縫だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...荻の友ずり殖(ふ)えて痩せるは世のならひなれば...
一葉 「暗夜」
...まだかまだかと判官(はんがん)もどきに痩せるような思いをしていられるそうでございます」甲斐守は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...老けるとか痩せるとか...
久生十蘭 「蝶の絵」
...身も痩せるような奔走をつづけて来たのだったが……...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...苦悩に痩せる思いをしながらも...
火野葦平 「花と龍」
...煙草を飲むと痩せると言うじゃありませんか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それでも痩せる方へ向かないというのは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...夏になると脂濃(あぶらこ)いものは不消化だから淡泊な食物に限るといって我慢して不味(まず)い物ばかり食べるような人は営養不足殊(こと)に脂肪分の不足で痩せるのです...
村井弦斎 「食道楽」
...考えるだけでもげっそりと痩せるような気がした...
室生犀星 「三階の家」
...人々の心がある時には力にあふれある時には痩せることが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...見ているこちらが痩せるほど苦しんでおりました」「しかし私は信じています」金之助は静かに口を(さ)しはさんだ...
山本周五郎 「落ち梅記」
...」「酢の物食べるとよけい痩せるわ...
横光利一 「悲しめる顔」
...そのように痩せるか...
吉川英治 「新書太閤記」
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