...病的な緑色を拡げた池と...
芥川龍之介 「上海游記」
...病的な神経が張りつめていました...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...一種病的な色をしてゐる...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...以上は病的な例であるが...
寺田寅彦 「話の種」
...おまけに病的な智力なんか...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...一種病的な臆病な気もちを感じた...
豊島与志雄 「作家的思想」
...山口はなにか病的な印象を受けた...
豊島与志雄 「塩花」
...彼らは病的なほど感じやすくなった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人馴(な)れない気圧(けお)されたような様子をしてる凸額(おでこ)の少年の病的な顔つきを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...勇壮な理想主義と優秀な他人に病的な不安を覚える貪婪(どんらん)な名誉心...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...灰土色に変るべき肌は、澄んだ蒼白色になって、病的な、智力を示しているようであったし、眉と眉との間に刻んだ深い立皺は、思慮と、判断と――頬骨は、決心と、果断とを――その乱れた髪は、諸天への祈願に、幾度か、逆立ったもののように薄気味悪くさえ、感じられるものだった...
直木三十五 「南国太平記」
...「病的な自己省察よりも...
中井正一 「生きている空間」
...病的な歪みや缺陷を持つて居ることでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...詩人の病的な錯覚であり...
萩原朔太郎 「猫町」
...病的な傾向をもっているから(不健全な知的分業の結果)...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こんな病的な暗い檻の中から起ってくるものとは思えないからであった...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...しかし病的な婦人の除外例を例として女を肉感的だと断ぜられない如く...
与謝野晶子 「産屋物語」
...社会生活の烈しい動揺に刺激せられて病的な形を取った...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索
