...そんなにまで気を病むなんて...
有島武郎 「私有農場から共産農団へ」
...我頭の熱さは熱を病むが如くなりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...孤獨なんて事を氣に病むので...
太宰治 「お伽草紙」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...おんみの熱を病む諦念は祝福されてあれ! あらゆる古日本の詞華集よ...
富永太郎 「鳥獣剥製所」
...三日目の朝、われと隠士の眠(ねむり)覚めて、病む人の顔色の、今朝(けさ)如何(いかが)あらんと臥所(ふしど)を窺(うかが)えば――在(あ)らず...
夏目漱石 「薤露行」
...同じ頃の歌に 病む人ははかなかりけり縺れたる文字の外にはこし方もなし 木の間なる染井吉野の白ほどのはかなき命抱く春かな といふ様なのがある...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...春雨の早雲寺坂行きぬべし病むとも君がある世なりせば箱根の湯本で之もお弟子の鈴木松代さんの経営する吉池の奥の別棟に...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...よからぬ酒に胸を病む秋佳棠(かとう)句の表は悪(わろ)き酒を飲みて胸わるくなりたりといふまでなり...
正岡子規 「俳諧大要」
...足に入れば身病む...
南方熊楠 「十二支考」
...マレイ人は野を焼かば鼠を殺すからその祟りで小児が病むと信ず(一八九六年板...
南方熊楠 「十二支考」
...病める眼を見ればその眼もまた病む...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...器が病むなら、それを生む社会もまた病いにある...
柳宗悦 「工藝の道」
...公の歿後嗣子月潭が再び腫物を病むに当って...
柳宗悦 「民藝四十年」
...若(も)し中れば必ず病むなり...
柳田国男 「山の人生」
...今では治る望みもない労咳を病む身となっている――...
山本周五郎 「お美津簪」
...説(と)いたものか」一益(かずます)が、気に病むのを、前田与十郎(よじゅうろう)は、笑って、説明した...
吉川英治 「新書太閤記」
...気に病むことはないが...
吉川英治 「親鸞」
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