...大変に疑りっぽくなって...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「青い風呂敷包み」
...世間のすべての人が彼に対して情(つれ)なくも疑りぶかいのだが...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「乞食」
...みんなが他の者を一人残らず疑り...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...鋭い神経が疑り深くなっていた...
徳田秋声 「爛」
...しかしどうもあなただけは疑りたくない...
夏目漱石 「こころ」
...世間並以下の人物じゃあるまいかと疑り始めた時...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...御自身のお裁きをお疑りになり始めたのでございます...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...彼女はもう少し疑り深くても良かったくらいだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...思いのほか疑り深いのね...
久生十蘭 「あなたも私も」
...兵隊たちは疑り深くなって一人も下艙へ降りず...
久生十蘭 「ノア」
...」決して疑り深くないFは...
牧野信一 「或る日の運動」
...そしてギヨロリと上眼づかひに他人(ひと)の顔を睨めて、疑り深かつた...
牧野信一 「淡雪」
...といふやうに疑り深い眼を輝かせて...
牧野信一 「鏡地獄」
...そして他人に対しては疑りを主にしてゐるやうな眼差しを見て私は...
牧野信一 「毒気」
...疑り深い彼等はそれを反対党へ送る秘密通信か何かと間違へて……」「選挙の時だつたが...
牧野信一 「南風譜」
...それでほとんど大抵の時は一緒にいるほど、親しくなったが、荻原にはどことなく、疑り深い、かたいじなところがある...
水野葉舟 「北国の人」
...疑り深いと言っても...
水野葉舟 「北国の人」
...疑りぶかく見つめていらっしゃる...
室生犀星 「蜜のあわれ」
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