...彼の如き篤信家にもかかる大災禍の臨むは神の存在せざる証拠にあらざるかと疑う者さえ現われた...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...十分疑うべき所はある...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...彼女は別段疑う所もなく...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...何か疑うべき事に非ず...
太宰治 「新釈諸国噺」
...己(おの)れの名とするところの「銀」の一字を和様に洒落(しゃれ)たものであることは疑うわけにはゆかないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...私はドイツ哲学の優秀を疑うものではないが...
西田幾多郎 「フランス哲学についての感想」
...小染以外の者を疑うだけが馬鹿のようです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私はそれをすこしも疑うことをしなかった...
堀辰雄 「花を持てる女」
...何処かに隠れた足があるのであろうと疑う人随分多く...
南方熊楠 「十二支考」
...それともこの男は人を疑うという事をまるで知らないのか...
三好十郎 「肌の匂い」
...すべてのことについて彼と同じように疑うことをあえてしてはいけないのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...通学したかどうかは疑う余地もないが...
山本周五郎 「季節のない街」
...疑うべからざるものあるを以てなり...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...もはや疑う余地が無かった...
夢野久作 「一足お先に」
...もう疑う余地もない出来事である...
吉川英治 「黒田如水」
...その者たちの心を疑うようなことはせぬものぞ...
吉川英治 「私本太平記」
...いやか」半ば、疑うように、彼は勝頼の顔を、ややしばし、見まもっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...疑う余地もありますまい...
吉川英治 「新・水滸伝」
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