...不破の中山とか、伊増(います)の明神とかいって、古来相当にうたわれないところではなかったけれど、番場(ばんば)、醒(さめ)ヶ井(い)、柏原――不破の関屋は荒れ果てて、という王朝時代の優雅な駅路の数には、今須駅なんていうのは存在を認められなかったようなものの、でも、ここがまさしく美濃と近江との国境になるという意味のみからではなく、王朝時代から、ここに寝物語、車返しの里なんていう名所が、心ある旅人に忘れられない印象を与えるところのものになっておりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...本所番場町の浪宅に...
野村胡堂 「十字架観音」
...近頃掛り合つてる女は誰だ」「番場のお時...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「番場の與三郎が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
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長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...叩ッ斬ったる者は江州阪田の郡(こおり)番場(ばんば)の生れ忠太郎...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...番場の忠太郎...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...番場の忠太郎がおせうに案内されて出てくる...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...打算が鋭くはたらく)番場宿なら知ってますとも...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...あッしは江州番場宿のおきなが屋の倅...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...鳥羽田 番場の忠太郎という肚(はら)の悪い奴だ...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...番場の茶屋についたのも思いのほか早く...
吉川英治 「私本太平記」
...柏原は、番場からも、伊吹ノ城からも遠くない...
吉川英治 「私本太平記」
...番場(ばんば)ノ宿(しゅく)は見えている...
吉川英治 「私本太平記」
...六波羅の御合戦から近江番場のくわしいことが...
吉川英治 「私本太平記」
...これまでに書いてきた足利高氏の叛立(はんりゅう)、六波羅滅亡、近江番場の惨事、千早攻囲軍の総くずれ、それらのすべても五月中のことであり、また時を同じゅうして、東国では、新田義貞の旗上げもおこっている...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...近江番場の一名所と蓮華寺が知られてきたのは...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...一家また番場町へ二階借して移り...
吉川英治 「年譜」
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