...と雷の児(こ)が泣いて留める...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...義兄に楯(たて)を突いてまで引き留める気はないのであるから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...皆なの留めるのもきかずに...
田山花袋 「道綱の母」
...そうして心しずかに星を仕留めることができた...
寺田寅彦 「空想日録」
...彼女は生命を取り留めることが出来た...
豊島与志雄 「山吹の花」
...恨めしい声を出してそれを呼び留めるから...
中里介山 「大菩薩峠」
...人の足を引留めるほどの奇抜なものでもなんでもないから...
中里介山 「大菩薩峠」
...球を受け留めると...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここにまた当分の足を留める与八...
中里介山 「大菩薩峠」
...留めるなら留めるだけの意義と理由を以て留めろ」仏頂寺弥助が傲然(ごうぜん)と叱咤(しった)するのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...留める者も出て来るし...
中里介山 「大菩薩峠」
...力を以て引留めることの限りではないと...
中里介山 「大菩薩峠」
...そいつも突き留めるんだ」「――」八五郎は默つて飛んで行きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...教員が出て行くなら行くまゝにして留めるな...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...これ以上引き留める理由はありません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...自然の次第に破壊して行く力を遮り留めるやうにするのは...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...彼は背後からの圧力を受け留めることが出来なかった...
横光利一 「上海」
...一寸(ちょっと)覚えを書き留める程度の事務を執って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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