...悪を汝の幕屋(まくや)に留むるなかれ...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...徒(いたずら)に形骸を留むるばかり...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...伊賀越の敵討で名の高い鍵屋(かぎや)の辻など心に留むるかたぞ多し...
近松秋江 「伊賀、伊勢路」
...疾病の種類(しゆるゐ)にして存在の証跡を今日に留むるは黴毒と虫齒なり是等の事は遺跡より出つる骨(ほね)と齒(は)とに由りて知るを得る事なれど...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...又後に諸友が兵を引き留むる事なし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼を襲ひて速に捕へて息の根を留む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...皆亡び去る時や斯く?聖イリオンの城門を出でんと焦せり悲しめる王プリアモス留むべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 415『留むる勿れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...尚ほ能く光輝ある成績を留むるを得るに反して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...留む可きこともあらむと...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...留むるままに、五日、十日と滞在の日を重ねました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...おなぎが留むると「飲ませねえ酒を何故持つて来た」とくつてかかる工合もよし...
三木竹二 「明治座評」
...世界希覯の多種の貴重生物をして身を竄(かく)し胤を留むるに処なからしめて...
南方熊楠 「十二支考」
...遺骨の化石を留むる下エオシーン期の馬で...
南方熊楠 「十二支考」
...かかる虫も天から福を齎(もたら)すから家に留むるがよいと考える(一八七二年板ラルストンの『露国民謡』一五五頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...横尾明神は本地毘沙門で盗を顕(あら)わすために祝(いつ)き奉るという(『醍醐寺雑事記』)などその痕跡を留むる...
南方熊楠 「十二支考」
...僅かに文筆の間に稍おぼつかない記録を留むるのみであるが...
柳田國男 「夢と文芸」
...あらかたの兵はあとに留むべしといった...
吉川英治 「新書太閤記」
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