...そうして湖畔亭を出発する光景が...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...此後(こののち)は留守勝(るすがち)ならん萩の庵(いお)八月四日 山中湖畔下(さが)り山(やま)...
高浜虚子 「六百句」
...ありがたい手紙をいたゞく(江畔老人から)...
種田山頭火 「其中日記」
...江畔おくるところの杖で大いに助かつた...
種田山頭火 「旅日記」
...「即興詩人」で名を知られたゲンツアノ湖畔を通つたことがある...
寺田寅彦 「伊香保」
...彼女はライン河畔の昔の家にいるところを思い浮かべた……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...さればこそ、山に入って悪獣と戯れ、沢に下って毒蛇と親しむことを得意とするこの少年が、両国橋畔の、人間という群集動物の最も多く集合する圏内に曝(さら)されたりなんぞする...
中里介山 「大菩薩峠」
...道は湖畔に添うて稍高くなる...
長塚節 「鉛筆日抄」
...畔の全体の長さに沿うて一列二列の間はぼかされていた...
アンブローズ・ビヤース Ambrose Bierce 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...十三日の夜 王 グッデンと湖畔を逍遙し...
久生十蘭 「泡沫の記」
...湖畔の石に腰を掛けて浮ヶ島の方を眺めていると...
久生十蘭 「湖畔」
...路易は去年の夏の湖畔における滯在を主題にした小説をちよつと書いて見たいやうな氣もしてゐた...
堀辰雄 「顏」
...こういう山に囲まれた湖畔で...
堀辰雄 「晩夏」
...一方は串刺(くしざし)・重播(しきまき)・畔放(あはなち)というごとく...
柳田国男 「山の人生」
...彼の姿を後園の池の畔(ほとり)に見ることもなかった...
吉川英治 「三国志」
...はや獅子橋畔(ししきょうはん)の事件は知っていたし...
吉川英治 「新・水滸伝」
...畔柳(くろやなぎ)博士に診てもらったが...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
...チチカカ湖畔の広大な廃墟の示すところによると...
和辻哲郎 「鎖国」
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