...自分が今朝(けさ)新山祠畔の伯母の家を出たのは...
石川啄木 「葬列」
...田の畔の榛木は枯れ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...重い畔土のかたまりを押し分けて...
薄田泣菫 「独楽園」
...ロンドンのテームス河の畔(ほとり)で...
高神覚昇 「般若心経講義」
...ふたりはそろつて湖畔に出る...
太宰治 「お伽草紙」
...白菖(マートル)の生えた池の畔(ほとり)を逍遥(さまよ)いながら...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...先程も申し上げた大噴泉のあるあの池畔を散歩していました時に...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...パパは楽しみにし切ってましたのよ……」湖畔に...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...田の畔(くろ)に腰を休めて...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...諏訪湖畔(すわこはん)でも山麓に並んだ昔からの村落らしい部分は全く無難のように見えるのに...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...安井氏の「風吹く湖畔」を見ると日本の夏に特有な妙に仇白(あだじろ)く空虚なしかし強烈な白光を想い出させられるが...
寺田寅彦 「二科展院展急行瞥見記」
...それで今度は未見の箱根町まで行って湖畔で昼飯でも食って来ようということになった...
寺田寅彦 「箱根熱海バス紀行」
...また湖畔の道を辿りながら...
豊島与志雄 「山吹の花」
...白幡祠畔の氷屋心やすければ其畠につくりし茄子胡瓜を買つてかへる...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...美人の姿は飄々(ひょうひょう)として池畔(ちはん)をあちらへ遠ざかり行きながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここらで最大の明るい池畔に出る...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...路易は俄かにその湖畔へ行くことを思ひ立つた...
堀辰雄 「顏」
...というのは畔柳博士が忙しさのあまり白金(プラチナ)線を逆につけてしまったのじゃ...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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