...男らしい気がしますもの...
芥川龍之介 「二人小町」
...沢本さんは男らしい...
有島武郎 「ドモ又の死」
...見るからに男らしい顏立の...
石川啄木 「漂泊」
...いっそう男らしいと感じたので...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...いわゆるえらい学者や思想家の成功はたいがい宮廷人的の成功であって王者的でもなければ男らしいそれでもない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...これは世間なみにいえば男らしい言葉であるが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...あんたは男らしいもない...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...寺男らしい爺とが...
田山録弥 「百日紅」
...男らしい人間なんだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...厚顔無恥はあっても、やはり本当の意味での放縦な、内面的なものではなくて、ただ外面的なものにすぎないが、しかもこれがしばしば彼らのあいだでは、何かデリケートで、微妙で、男らしい、模倣(もほう)に価するもののように考えられるのである...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...その間男らしい振舞いなのだ...
豊島与志雄 「朝やけ」
...クリストフを支持してやり得たかもしれない男らしい朗らかな最後の友情は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...なんとあなたのまじめな、真剣な、どんな苦痛にも堪え得られそうな顔よ、その男らしい、しかしすこし曇ってやつれた顔よ、そして太い腕と巌丈な手よ、つい十年前まで完成していなかった日本の労働者の立派なタイプよ、私はたった活動写真でいっぺん西洋のストライキを見たばかりだ、しかしそのなかにはあなたのような真剣な顔がたくさんいた...
西村陽吉 「夕がたの人々」
...五十男らしい實體さで挨拶しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「番頭の市五郎は喰えない男らしい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのあいだに、ジョウは玄関へいって、下男らしい人に、馬車をやとうことを頼みましたが、その人はその日だけやとわれた下男で、近所のことは知りませんでした...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...真に男らしい男の優雅さ十分の力や智力が湛えられているところから生じる優美さは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...色男らしい名前だと思った...
夢野久作 「一足お先に」
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