...取敢へず申述べて見たのであるが...
會津八一 「拓本の話」
...なほつけ加へて申述べますと...
小穴隆一 「二つの繪」
...以上の諸氏に對して心よりお禮を申述べ...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...乍序(ついでながら)『ほととぎす』につき一寸愚見申述候間御参考被下度候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...前回に於いても申述べて置いた筈(はず)であるが...
太宰治 「花吹雪」
...こちらからも厚くお詫びを申述べたい...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...ここでは申述べる余裕がありませんので...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...私一個の考察を申述べるに過ぎない...
内藤湖南 「大阪の町人と學問」
...破笠子の口添を待ちわれは今夕(こんせき)図(はか)らず拝顔の望を達し面目(めんもく)この上なき旨申述ぶる中にも万一先生よりわが学歴その他の事につきて親しく問はるることあらば何と答へんかなぞ宛(さなが)ら警察署へ鑑札受けに行きし芸者の如く独り胸のみ痛めけるが...
永井荷風 「書かでもの記」
...広告の一助にもと一寸一言申述べます...
中原中也 「宮沢賢治全集刊行に際して」
...この両者を前に申述べた教育と対照いたしますと...
夏目漱石 「教育と文芸」
...その者の申述するところでは新聞記者などはただ一人も昨夜の殺……いや...
久生十蘭 「魔都」
...議論は議論にて巧拙の評にあらねば愚意試(こころみ)に可申述(もうしのぶべく)候...
正岡子規 「あきまろに答ふ」
...最初にこの言葉の正しい意味を簡単に申述べる方が至当かと思われます...
柳宗悦 「北支の民藝(放送講演)」
...あらましを申述べさして頂きます...
夢野久作 「暗黒公使」
...只今より申述ぶる最後のお頼みばかりは...
夢野久作 「暗黒公使」
...これから申述べまするお話をお聴き取り下されますれば...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...及びその影響は昔から鼻が閊(つか)える程存在している事は前に申述べた通りであります...
夢野久作 「鼻の表現」
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