「申す」の意味
言うの謙譲語
小説での「申す」の使い方
...御意(ぎょい)得たいと申すのではない...
芥川龍之介 「邪宗門」
...尾は裂けていると申す...
井上円了 「おばけの正体」
...人間は生きているに衣食住が一番大切であると申すけれども...
井上円了 「おばけの正体」
...お小間使として上っていた花と申す少女のあったことはいまでもお胸の底にハッキリとご記憶遊ばしていらっしゃるだろうと存じます...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...従って貴金属部の店員は申すに及ばず...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...と申すなら、御前へ出て聞くがよい」「いいや、、欺(いつわ)りとは、申しませぬ...
直木三十五 「南国太平記」
...江戸表(おもて)へ送り申すべき手筈(てはず)なりとの事に御座候...
永井荷風 「榎物語」
...上代の神人は申すも畏(かしこ)し――わが親愛なる...
中里介山 「大菩薩峠」
...世界が明るくなると――今はその夜明け前だとこう申す人もございますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...医者の申すには、町の生薬屋などに、ザラに売っている品ではない、たぶん南蛮筋の秘法の毒薬でもあろうかと――」「平次、お前はあの事を知らなかったのか」「とおっしゃいますと」「田代屋一家の騒ぎは大した事ではないが、私にはその毒薬の出所(でどころ)の方が心配だ」「…………」「平次、これはお上の秘密で、誰にも明かされないことになっているが、心得のために話してやろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...胡麻摺(ごます)り医者の半斎の申すことなどは当てになりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無禮なことを申すな」「主人市十郎は死んでしまつたぜ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あらためて申すまでもなく...
長谷川時雨 「九条武子」
...問 玉露と云茶は如何の茶にて何故玉露 と申す訳でござる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それに頭痛に悩んでおいでなさると申すことでございます...
森鴎外 「寒山拾得」
...(3)自分のために両親の寿命を縮めたレミヤの歎きは申すまでもありませぬが...
夢野久作 「霊感!」
...「この近くに天蕩山(てんとうざん)と申す山があります...
吉川英治 「三国志」
...そう申す」「おふざけ遊ばさないでお聞き下さいませ」「かように...
吉川英治 「新書太閤記」
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