...女優として申し分のない女だ...
岩野泡鳴 「耽溺」
...まず申し分のない代物(しろもの)なのです...
太宰治 「恥」
...僕が申し分のない人間だということがわかるはずなのに...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...ふだんは申し分のない放心状態でいるのにふいに...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...申し分のない夜でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...全く申し分のないものであった...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...まことに申し分のない兵法でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は実は申し分のない娘なんですよ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...申し分のない堆肥に変ってしまった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...洗煉された言葉で書かなければいけないというのだ――つまり申し分のない立派なロシア語がひとりでに天から降ってきて彼等の舌の上に乗る...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...陛下! 食糧は申し分のない品を支給されて居りまする...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...洵に申し分のない歌ひ様で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...かつては申し分のない完全さで私が所有していた感覚...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...そして申し分のない平和な時期においてすら...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...清楚(せいそ)とした申し分のない印象を与えねばならぬ場合を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...この人などまず申し分のないところでしょう...
山本笑月 「明治世相百話」
...この手の総大将としては申し分のない人だった...
吉川英治 「私本太平記」
...しかしその強さにおいても深さにおいても実に申し分のない堂々たる作である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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