...鼈甲(べつかふ)の櫛(くし)笄(かうがい)を円光の如くさしないて...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...上甲板の籐椅子に腰をかけていると...
芥川龍之介 「上海游記」
...今や疲労のあまり固い甲板の上にぶっ倒れて熟睡して了った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...昔甲冑(かっちゅう)を着けた騎馬武者がこの辺に上陸したことや...
伊波普猷 「土塊石片録」
...それはいつぞや甲板上でみた博士所持のピストルのことだった...
海野十三 「地球を狙う者」
...甲州路をたどる...
種田山頭火 「旅日記」
...それに触れ得て私達は初めて生甲斐のあるのを感じ...
田山録弥 「私の考へてゐる事」
...甲板に立ちヘクトールが燒かんとするプロテシラオスの舟を防ぐ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その徹底を求めてやまざる意志の強烈にはあえて甲乙なしというべきでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...甲武線の一駅立川まで徒歩か或いは人力車によらなければならなかった...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...ぼつり/\と鋲の頭のやうにへげる皮が莚と莚との間の甲板へほろ/\と落ちる...
長塚節 「佐渡が島」
...そこで真奈ちやんの甲虫を...
槇本楠郎 「かぶと虫」
...文政元年より毎年二月と九月に長崎奉行兎狩に託して人数押(にんずおさ)えを行うた由(『甲子夜話』六四)...
南方熊楠 「十二支考」
...土地がそれ相応に繁昌せずば何の甲斐あらん...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...其から甲子夜話二二に大阪城内に明ずの間あり...
南方熊楠 「人柱の話」
...土地はその尺寸を歩々に利用する者があって始めて甲乙の区別が日常の会話の上に入用になって来る...
柳田國男 「地名の研究」
...おまえは残るのだ」と甲斐は云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「甲府町方衆詰所(まちかたしゅうつめしょ)通用口」と...
吉川英治 「江戸三国志」
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