...修学旅行先での思い出が、彼女の中で一生残るだろう...
...尚(なお)生残った敵艦隊を掃尽(そうじん)し...
海野十三 「空襲葬送曲」
...その生残りの神様も遠からず...
海野十三 「地球発狂事件」
...そこで博士と三名の生残った助手と...
海野十三 「地球発狂事件」
...奴等はまだどこかに生残っているのです...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...生残っていたんか」「助かって...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...時代に生残つた落語なぞ縁が遠かつたのかも知れない...
武田麟太郎 「落語家たち」
...すは津波こそ、はや逃げよ、と老若男女われさきにと逃迷ひしかど、しばしが間に打寄て、民屋田畑草木禽獣まで少しも残らず海底のみくづと成れば、生残る人民、海辺の村里には一人もなし、扨こそ初に神々の雲中を飛行し給ひけるは此大変ある事をしろしめして此地を逃去り給ひしなるべしといひ合て恐れ侍りぬと語りぬ...
太宰治 「津軽」
...私はいつも生残つて来るのでした……...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...形式だけが生残って内容の原始的人間生活の匂いは永久に消えてしまい忘れられてしまったのであろう...
寺田寅彦 「五月の唯物観」
...勲八等鷲尾某と書いてある父親は「日露戦争」の生残りだが...
徳永直 「冬枯れ」
...生残って寺坂で御座い...
直木三十五 「寺坂吉右衛門の逃亡」
...生残った人たちの目から消え去ったまま...
永井荷風 「草紅葉」
...彼が死んで私が生残っているのを...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...斑組の生残った四人の者と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分がこの世に生残ったと知ると...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...新婚一を得るためには一人半が生残しなければならぬということ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...私ども兄弟になって五人も生残ったのみか...
柳田国男 「故郷七十年」
...その郵便配達手君は青島(チンタオ)戦争の生残りという歩兵軍曹であった...
夢野久作 「眼を開く」
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