...吾人の『万葉』の豪(えら)いとするところは要するにその歌が生き生きして居る点にあるが...
伊藤左千夫 「子規と和歌」
...私たちがあなたのことを絶えず生き生きと思い出していることがこれでお判りになりましょう...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...あなたも一緒に行らっしゃい」夫人は荒原の女豹が獲物を捕える時のように生き生きとした眼を輝かせながら...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...夏の景色と云うものはすべてが明るく生き生きとしていて...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...それでいて生き生きしている...
田畑修一郎 「石ころ路」
...短い鼻髭の生えてゐる彼の稍冷い顔を生き生きとさせるのだつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...夜のふけるに従って歌の表情が次第に生き生きした色彩を帯びて来た...
寺田寅彦 「沓掛より」
...彼女は帽子をぬいで生き生きとした顔つきでながめた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてこの楽園の一群は、饒舌(しゃべ)り、歌い、かけ、踊り、蝶を追い、昼顔を摘み、高い草の中にその薔薇(ばら)色の透き編みの靴足袋をぬらし、生き生きとして、狂気のごとく、何らの意地悪げもなく、あちこちで皆互いに接吻(せっぷん)し合っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして生き生きとしていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...生き生きとした印象は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...本来の生き生きとした人間の言葉に云い直すと...
宮本百合子 「現実に立って」
...身振り手振りは言葉を生き生きさせる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...無氣味にひつそりとした物音のやうに生き生きと妻の亡靈に感じられた...
横光利一 「蛾はどこにでもゐる」
...対子(トイズ)の詩文が生き生きとして来るにしたがって...
横光利一 「上海」
...自分のタキシイドの胸板の白さが広い部屋の中でいやに生き生きと嵩ばって見え...
横光利一 「旅愁」
...まだそこらの草の穂にも生き生きと息吹(いぶ)いているように眺められた...
吉川英治 「私本太平記」
...生き生き燃えていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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