...普遍的自我を生かすために「己れ」を捨てることは...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...彼は己れを捨てて餓虎の意志を自己の中に生かすのではない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...僕を殺すとも生かすとも...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...仕事を生かすことは...
豊島与志雄 「自由主義私見」
...それを生かすことが君自身を生かす道なんだから...
豊島与志雄 「生あらば」
...忘れるより生かす方が……...
豊島与志雄 「反抗」
...しかし、幸い、別に問題は起らないと見えて、出て行ったきり、音も沙汰もありませんから、話というものは、すべて大仰なものだ、噂(うわさ)によると、あの旦那なるものは、生かすの、殺すのと、騒ぎ兼ねまじき話であったが、なんの、ことなく納まったところで見ると、すべて、女にのぼせる男というほどのものは、のろい者で、女が眼前へ現われて、泣いたり、あやまったりしようものなら、忽(たちま)ち軟化してしまう...
中里介山 「大菩薩峠」
...いっそ辛(つら)い日の目を見せて生かすよりは...
中里介山 「大菩薩峠」
...その馬の性状を生かすのが主意で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...完全に猫を自分の中に生かす境地――さうして最後に猫に自我を與へて...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...われわれは力めて単純に簡潔に自分自身を生かすことによって...
藤島武二 「画室の言葉」
...プルウストが彼の人物を生かすことの出來た手腕において...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...あの山男はあんなまん丸いものをもとの通りに生かすつもりか知らん」と...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...生かすとも殺すとも」「うるさいねえ暑いんだからそう吠(ほ)えなさんな」「吠える...
山本周五郎 「新潮記」
...生かすつもりで殺したりする事も珍らしくないんだが...
夢野久作 「近世快人伝」
...「おのれの実価を生かすことすべてから逃げたくない...
横光利一 「欧洲紀行」
...自分の血は百年先へも生かすことが出来ると信じるからである...
吉川英治 「新書太閤記」
...万のいのちをよく生かすためには...
吉川英治 「新書太閤記」
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