...第二の途はその惡心を懺悔し盡すことが出來るほどに玲瓏透徹の人格となることである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...月界(げつかい)の採虹(さいこう)玲瓏(れいろう)として薫(かを)る...
泉鏡花 「花間文字」
...鮮明(せんめい)な玲瑯(れいろう)な...
伊藤左千夫 「落穂」
...八面玲瓏(れいろう)の椿岳の才機は伊藤を助けて算盤玉以上に伊藤を儲(もう)けさしたのである...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...再び玲瓏たる姿に接した...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...巖の中より滴るしづく、滴り/\て、凍りて大氷柱をなし、小龕をかこみて、白玲瓏たり...
大町桂月 「冬の榛名山」
...玲瓏(れいろう)として透徹(すきとをれ)るが暾(あさひ)の暉(かゞやき)たるはものに比(たぐ)ふべきなしと...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...玲瓏玉の如く潔い」斯く考へる事が春三郎に取つて此上無き慰藉であつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...微細な物まで玲瓏(れいろう)と影を落しているのであるが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...二三年来特に駄目になったものがございましてな」「あッはゝゝゝゝ」「玲瓏(れいろう)々々老いたるを奈何(いか)にせん」と...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...大切にするんだよ」暫くして、また玲子が言う...
外村繁 「澪標」
...スターで有名な玲子さんがあるし...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...八面玲瓏(れいろう)の玉芙蓉峰(ぎょくふようほう)を持ち...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...「鏘々として鳴つて玲瓏たり……」――「おゝ...
牧野信一 「バラルダ物語」
...玲瓏(れいろう)玉のような少女の全身を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...玲子はホッと安心した...
夢野久作 「継子」
...玲子さん...
夢野久作 「継子」
...玲子さん……」玲子は中林先生の肩に縋りながら一層烈しく泣き出した...
夢野久作 「継子」
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