...其夜猛牛数百を集め炬を其角に縛し...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...アンダルシア高原地方の牧場主たちが自己の丹誠凝らした猛牛を闘牛場(グラサ・デ・トロス)へ送るよりも...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...この犬一匹いれば猛牛二頭を倒すと...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...父祖伝来猛牛の血を享(う)けている若牛は...
谷譲次 「踊る地平線」
...一種の誇張的錯覚――なるほど猛牛には相違ないが――を流布させ...
谷譲次 「踊る地平線」
...勢いこんで猛牛の如く荒(あば)れ廻るのや...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛牛のような一人...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛牛が忽(たちま)ちヘトヘトになってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...猛牛が難なく退治せられたと見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...でも、最初のように、いきなり、ぶっつかることはなく、一応は礼儀をして、一本お稽古を願う態度を示したはいいが、その後のぶっつかり方は、相変らず乱暴極まるもので、頭から力ずくで、このこざかしい若武者をやっつけろ、という意気組み丸出しでかかって来るから、兵馬はおかしくもあり、それが一層こなし易(やす)くもあり、猛牛も、野牛も、野犬も、野あらしも、薪割りも、見る間にヘトヘトにしてしまい、入りかわり立ちかわり、瞬く間に三十人ばかりをこなしたが、こなす兵馬が疲れないで、入りかわり立ちかわり連がかえって、道具をつける時間を失い、あわてて兵馬に暫時の休戦を乞うの有様でしたから、兵馬は居合腰になって竹刀を立てたまま、暫く休息していました...
中里介山 「大菩薩峠」
...老躯を提げて唯一人で猛牛に立ち向い...
野上豊一郎 「闘牛」
...牛はいずれも一定の牧場(ガナデリヤ)で訓練された四歳から六歳までの猛牛である...
野上豊一郎 「闘牛」
...火焔の如き息を吐く猛牛が立ち直ると...
野上豊一郎 「闘牛」
...アレナの真ん中には猛牛とメフィストだけが対立している...
野上豊一郎 「闘牛」
...これに出あってはいかなる猛牛(トオロオ)といえども手も足も出ない...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...天下無双の猛牛(トオロオ)に仕立てて御覧にいれますヨ」と...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...彼は猛牛に鼻環(はなわ)をはめたのであった...
山本周五郎 「季節のない街」
...鉄の猛牛は苦もなく柵門を突き破り...
吉川英治 「三国志」
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