...狷介なんかも兄貴に絶交して遣らうなんて云つてゐた...
石川啄木 「鳥影」
...九 椿岳の人物――狷介不羈なる半面椿岳の出身した川越の内田家には如何(いか)なる天才の血が流れていたかは知らぬが...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...性来の狷介と懶惰とズボラとが文壇にも累をなし...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...△私は狷介だけれど...
種田山頭火 「行乞記」
...其の實質概して狷介にして餘裕なし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の頭腦餘りに窮屈にして狷介なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...余ヤ性狷介固陋世ニ処スルノ道ヲ知ラザルコト匹婦ヨリモ甚シ...
永井荷風 「申訳」
...その狷介不羈(けんかいふき)な魂と...
野村胡堂 「楽聖物語」
...狷之介の顔にはサッと忿怒(ふんぬ)が一と刷毛(はけ)彩られます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「狷之介が曲者を見たとどうして解ったんで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狷之介の顏にはサツと忿怒が一と刷毛(はけ)彩(いろど)られます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...弟狷(けん)之介...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...狷之介殿」兵庫の一つの眼はギラリと光ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...酒と狷介(けんかい)に煩(わずら)はされて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お浜の狷相(ずるそう)な眼と...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...まもなく依然たる狷介な面持にかえると...
久生十蘭 「魔都」
...狷介不羈の風格であったことが知られている...
藤島武二 「画室の言葉」
...儀は狷介(けんかい)」とは...
吉川英治 「三国志」
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