「独」の意味
ひとり
小説での「独」の使い方
...独り「家」が亡びるだけではない...
芥川龍之介 「忠義」
...独り「えけれしや」へ参る程の...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...独逸太古の森林の空気は...
高木敏雄 「比較神話学」
...むしろ孤独な老年の弱気な寂しい愛慾の断ち切りがたさのために...
徳田秋声 「仮装人物」
...自由主義という独自な哲学体系がすぐ様約束されるとしたならば...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...英語と独逸語しか知らなかった...
豊島与志雄 「反抗」
...『世に忘れられたる草木』『雲のいろいろ』以下幾十篇皆独特の観察に基いている...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...すなわち酔っぱらいの道庵先生――と独断してかかった米友の頭の問題ですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼からは全然独立した・意地の悪い存在のように...
中島敦 「狼疾記」
...ぼんやり細君のよそ行着(ゆきぎ)の荒い御召(おめし)の縞柄(しまがら)を眺めながら独(ひと)りごとのように云った...
夏目漱石 「明暗」
...我々は独り寂しくゐる際の退屈に対して...
平田禿木 「趣味としての読書」
...けれど私の心の中を去来する激しい孤独を理解されたなら...
北條民雄 「孤独のことなど」
...十一月ごろまでいた独逸人(ドイツじん)の一家がいてね...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...その晩は独りの部屋で...
牧野信一 「スプリングコート」
...懐疑を頭から敲(たた)きつけようとするのもやはり独断である...
三木清 「人生論ノート」
...かえって生き残ることを恐ろしい孤独の中におき去りにされるかのように恐れているのを見た...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...引き締めている同君独特の持ち味に到っては...
夢野久作 「挿絵と闘った話」
...同博士独特の何等かの刺戟手段を施しつつ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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