「狡」の意味
ずるい
小説での「狡」の使い方
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饗庭篁村 「木曾道中記」
...妻のその時の言い分には論理上の狡猾(こうかつ)さがある...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...狡(こす)いとこもあるけど...
谷崎潤一郎 「細雪」
...」彼が嗅煙草の箱を片手にしたまま、彼の甥を静かに眺めながら立っている間、透き通るように白いその顔にあるどの細い真直な線も、残忍そうに、狡猾そうに、きっと引締められた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...狡獪の策を弄して勇猛の將ヘクト,ルを退けて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...土人たちは狡猾でかけ引きが強く...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...」と彼は狡猾(こうかつ)そうに言った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...さしも柔媚(にゅうび)にして狡猾な老猫も...
中里介山 「大菩薩峠」
...なかなかの狡猾者(こうかつもの)で...
中里介山 「大菩薩峠」
...幕末には幕臣の多くが遊墮(いうだ)になつて、狡くなり、中には札差を脅迫したり威したりしたでもあらうが、二百年もかかつて絞りあげた富は莫大な高である...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...狡猾の要素が少ないから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...こんな狡猾な男は居ないし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...何しろ狡(ずる)い奴だ! どんな卑怯な手を使うかわからねえ――ジーッと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...狡智や張りこの理屈や...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...宏量と狡智とを兼ねて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...これは狡猾な解放のよろこびなのだろうか...
山川方夫 「昼の花火」
...持前の野性と狡猾さを保ちつづけた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...小さな狡(ずる)そうな眼で彼をじろじろ見るのである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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