...四邊(あたり)構はず狎戲(ざれ)る...
石川啄木 「菊池君」
...一同は異常に狎(な)れていた...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...乗組員と狎々(なれなれ)し過ぎるので...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...我も我もと身のまわりを飾って狎(な)れなずもうとしたが...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...どこからが狎れ合いかということが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...もう一ぺん狎(な)れて近づいて来るかの手ごたえがなければならないのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬はわたしに好く狎れてゐたので...
牧野信一 「書斎を棄てゝ」
...この辺の諸酋長獅の皮を剥製して馬に示しその貌と臭に狎(な)れて惧るるなからしむと見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...からだを掴まれることを厭がりあれ程狎(な)れていても...
室生犀星 「人真似鳥」
...頬白など五年も飼っているがどうにも狎れない...
室生犀星 「人真似鳥」
...おなつに対してもいつもほど狎(な)れたふうは見せず...
山本周五郎 「契りきぬ」
...狎(な)れあって...
吉川英治 「大岡越前」
...利に賢いお方と狎(な)れて...
吉川英治 「私本太平記」
...かえって利に狎(な)れて...
吉川英治 「新書太閤記」
...総督ノ愛顧(アイコ)ニ狎(ナ)レテ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...余りに逸楽(いつらく)すぎる末期的な生活と制度に狎(な)れていた民衆と――武骨一点ばりで...
吉川英治 「源頼朝」
...常の傲岸(ごうがん)な顔には見せない狎(な)れ易い眸をして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...狎れ過ぎる感がないではない...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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