...わが狂態ながら、彼女に惹かれてしまった...
...狂態も是(ここ)に至りて極まれり...
石井研堂 「東京市騒擾中の釣」
...千差万別の狂態が見られました...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...先日来の酔態狂態を告白する...
種田山頭火 「一草庵日記」
...一旦酒をあおると欝憤(うっぷん)ばらしに狂態(きょうたい)百出当る可からざるものがあった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...あらゆる狂態を盡して亂舞を始めたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あらゆる酔態と狂態を演じなければならなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まことに散々の狂態でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一重筵の上にして蒔繪の盆や草雙紙さては廚の煤鍋が入り亂れたる狂態を水干やれし古雛のこは狼藉ととがめずや...
萩原朔太郎 「煤掃」
...自分の心をのぞかれるようなあんな狂態を演じたのを見ても...
久生十蘭 「キャラコさん」
...罵り合ひ!……首領どもはあらゆる狂態を演じ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...突然の叔父の狂態を眺めてゐた...
牧野信一 「毒気」
...あの烈しい狂態から醒めてゐられるだらう...
牧野信一 「妄想患者」
...而して後に婦女に対するその熱情を思はば時に彼の狂態を演ずる者むしろ憐(あわれ)むべく悲しむべきにあらずや...
正岡子規 「墨汁一滴」
...馬鹿野郎! 馬鹿野郎! (その狂態を留吉驚ろいて見てゐる)どうする...
三好十郎 「地熱」
...あのエジプト人の狂態に近いと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あらゆる狂態と唾を以て...
吉川英治 「大岡越前」
...あらぬ口走りと狂態をつくして...
吉川英治 「新・水滸伝」
...誰でも一応は、泣いたり喚(わめ)いたり、黙りこんだり、狂態をやる...
吉川英治 「茶漬三略」
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