「犯す」の意味
法律や規則に違反する
小説での「犯す」の使い方
...苟(いやしく)も支那を旅行するのに愉快ならんことを期する士人は土匪(どひ)に遇う危険は犯すにしても...
芥川龍之介 「長江游記」
...この時若(も)し私に人の眼の前に罪を犯すだけの強さがあったなら...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...懇(ねんごろ)に省作をすかして不義の罪を犯すような事はせない...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...チンコロのようにオモチャにされたんで罪を犯す了簡(りょうけん)があったんじゃない...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...汝らの友をも商貨(あきないもの)にするならん」は人身売買の罪をも犯すに至らんとの意である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...人間はあんな大罪を犯すものだろうか...
江戸川乱歩 「心理試験」
...*スチクスの犯すべからぬ水により...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そして彼は遂に罪を犯す...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...又罪を犯すものの恕(ゆる)すべくして且憐(あはれ)むべきを知りぬ...
夏目漱石 「人生」
...ジンとその混ぜ物処理(*略)(*考察に相当する部分が始まる)混ぜ物処理を行い罪を犯すグループについて感想を述べることにしよう...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...だから私が可哀想な人達を破綻させる罪を犯すのを放っておいてくれ!』この言い方...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...表向きに犯罪の名あらざれば内実の罪を犯すもこれを恥とせず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...自分もまたあやまちを犯すだろうと公言した作家であった...
宮本百合子 「新しい潮」
...失敬な態度だと思っては罪を犯すことにもなるのだ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...我々が熱情にかられて犯す不徳は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...禁を犯す宴席というものは...
山本周五郎 「山彦乙女」
...「これに違犯すれば...
横光利一 「夜の靴」
...如浄は「名を愛すること」を「禁を犯すこと」よりも悪しとする人であった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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