...屋根うらに置いてあったのですわたしの父の話では祖父(じじい)がそれを書いたのだそうで牡犢を殺してその皮で本のおもてを拵えたのだそうです――夕食の支度が出来ました...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「心のゆくところ(一幕)」
...犢鼻褌以外に何も身につけていない...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...犢(こうし)の叫び声を完全に真似する行商人に逢った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...愛とは単に老牛が犢(こうし)を舐(な)むるの類に止(とど)まらぬ...
新渡戸稲造 「自警録」
...犢鼻褌(ふんどし)が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...犢鼻褌(ふんどし)の三(み)つまで搜つて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親分」「河童の元結や犢鼻褌(ふんどし)の乾かないうちに縛りたいところだ」「ヘエ――」平次はガラッ八に後を任せ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...犢鼻褌にしたらいいわな」と側にゐる親爺が私に話しかけた...
原民喜 「小さな村」
...その次ぎには犢ほども大きさのある七面鳥が出た...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...汝かの犢を舐(ねぶ)って毒を取り去るか...
南方熊楠 「十二支考」
...孔子に問うと吉祥と答えその犢もて神を祭らしめたが...
南方熊楠 「十二支考」
...これ」アンナ・リヴォーヴナは犢(こうし)の骨付肉を新聞でつまんでナースチャの籠へ入れた...
「赤い貨車」
...犢(こうし)がうまい草にひかれてひろい牧場の果から果へ歩くように...
宮本百合子 「新しい文学の誕生」
...それから「黄金の犢」も...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...○犢のフルカセーは腿肉一斤を水一合へ入れ四十分間湯煮て六ツ位に切りバター大匙一杯...
村井弦斎 「食道楽」
...これは犢十頭の中(うち)で三人前位より取れないというシブレの料理です...
村井弦斎 「食道楽」
...○犢の頭の皮一頭分は十人前...
村井弦斎 「食道楽」
...月の神と犢の神とが人知れず顔を見合わせてニッコリと笑いました...
夢野久作 「鼻の表現」
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