...甲府の人は一時の物騒な夜中の警戒から解放されることになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その兄が恋しいのか」「エ……」「このごろのような物騒な夜道に...
中里介山 「大菩薩峠」
...世間の物騒なのにつれて備うることの必要を感じたのか知れないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...随分物騒な心持ちだった...
夏目漱石 「坑夫」
...この物騒な話題から遠ざかって居る婦人客を加えて...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...そんな物騒なエテ物が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...物騒な話だ)彼はバスケットを提げて...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...まるで縋りつくような物騒な眼つきをしながら床の上から飛び上り...
久生十蘭 「魔都」
...メキシコにいた時、物騒なので、護身用に携帯させたのでした...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...このような物騒な怪物が地下に棲息しているが...
武者金吉 「地震なまず」
...物騒な相手に見えていた二人の博士が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「世間はそのような物騒な人物と見ておるかの...
吉川英治 「私本太平記」
...至れり尽(つく)せりの親切をしてくれているという」「それが何で物騒なのでございますか」「半兵衛には...
吉川英治 「新書太閤記」
...物騒な瓦の欠(かけ)らを投げつけようとしているどこかの法師の顔を見つけて...
吉川英治 「親鸞」
...物騒な刻限(こくげん)だ」会所の久六が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...こんな物騒なものに誘われて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...まだ洛内は物騒なのであろう...
吉川英治 「源頼朝」
...おれみたいな物騒な人間が町名主の下役をする...
吉川英治 「宮本武蔵」
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