...西は近く牡鹿半島を望み...
大町桂月 「金華山」
...十数年の間牡鹿山の城中にありて文武の道を学ぶ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...牡鹿山の城が管領畠山(はたけやま)氏の家人(けにん)薬師寺弾正政高(やくしじだんじょうまさたか)の兵に囲まれ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...その晩も牡鹿山の頂の上にあって...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...牡鹿山(おじかやま)の城攻めの後に「病死」をした薬師寺弾正政高の女(むすめ)で...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...織部正則重は居城牡鹿山の奥御殿の庭で花見の宴を催し...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...云う迄もなく牡鹿山に住む暗愚な君主―――手を拱(こまね)いて滅亡を待っているばかりの...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...牡鹿山落城の間際(まぎわ)に落してやった一男一女のうち...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...しぐれも雲も時めきて秋の夕の色よはた谿は紅葉のあやにしき嶺は妻戀ふ牡鹿の音(ね)...
土井晩翠 「天地有情」
...一方は牡鹿(おじか)半島方面の船の到着が気にかかり...
中里介山 「大菩薩峠」
...牡鹿半島は一望晴朗としてテーブルへ掛けた絨布の如く平らかで且つ青い海の上に低く長く連つて其先端にとがつた金華山が聳えて見える...
長塚節 「旅の日記」
...まぼろしの盾」ウィリアムは崖(がけ)を飛ぶ牡鹿(おじか)の如く...
夏目漱石 「幻影の盾」
...宮城県牡鹿(おじか)郡鮎川村)富士山のような大きな山でも...
柳田國男 「日本の伝説」
...しかしそれは単に後に牡鹿といい男鹿という漢字をあて始めた理由というばかりで...
柳田国男 「雪国の春」
...牡鹿は、その牙をもつた危険なものに背を向けて行つてしまうこともできず、遣りかたもない憤激にかられた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...それどころでなく、手負いの牡鹿が、渡つてゆくちよろちよろの小流れで、燃えるような渇を医する機会も与えなかつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...眼をじつと大きな牡鹿にそそいで喘いでいると...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...それは牡鹿(おじか)の群だった...
横光利一 「日輪」
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