...そして爽やかなメロディーが流れてきた...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...大竹藪に霰が爽やかな音を立てて走つてゐる朝...
太宰治 「お伽草紙」
...小さく赤い口をあけて一声爽やかな笛の音...
太宰治 「新釈諸国噺」
...このやうな美しい発音の爽やかな歌を聞かうとは思はなかつた...
太宰治 「津軽」
...何とも譬(たと)え難く清々(すがすが)しい爽やかなものであった...
橘外男 「逗子物語」
...そして私は笑って笑って眼に涙を溜めて笑って近来にない爽やかさを覚えながら...
橘外男 「逗子物語」
...爽やかな輕い初秋の風が習々と輕いセルの袖を吹いた...
近松秋江 「箱根の山々」
...爽やかな潮(うしお)の香とが...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...いつも初夏の爽やかな風がそよいでゐた...
原民喜 「火の子供」
...身体のうちが爽やかで...
久生十蘭 「金狼」
...訳もなく爽やかな気持が心の底から泉のやうに噴きあがつて来るのだつた...
牧野信一 「四郎と口笛」
...あの爽やかで力にみち...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...潮の香が爽やかにしみ込んだ...
山本周五郎 「さぶ」
...(た)いた香が爽やかに匂っていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...化粧の香りが、あまく、しかし爽やかに、彼を包んだ...
山本周五郎 「山彦乙女」
...屈折する爽やかなスポーツマンの皮膚のように...
横光利一 「上海」
...胸中澄みわたっている人馬一体となった爽やかな調べの籠った素朴さがあった...
横光利一 「旅愁」
...一層この午前が爽やかだった...
横光利一 「旅愁」
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