...爰(ここ)を内ぢやと思ひやるか...
芥川龍之介 「案頭の書」
...――『オヤオヤ!私(わたくし)は不思議(ふしぎ)な所(ところ)に居(お)る……私(わたくし)は夢(ゆめ)を見(み)ているのかしら……それとも爰(ここ)は私(わたくし)の墓場(はかば)かしら……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...それを残(のこ)らず爰(ここ)で物語(ものがた)れと仰(お)っしゃるか……宜(よろ)しうございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...於爰乎(ここにおいてか)...
泉鏡花 「婦系図」
...国民的の長所は爰であろうが短所も亦爰である...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...折角爰(ここ)まで踏出しながら...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...爰に自然と、はらからの深き慰藉(なぐさ)のなかりせば...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
......
永井荷風 「監獄署の裏」
...国貞は爰(ここ)から大川橋へ廻って亀井戸(かめいど)の住居(すまい)まで駕籠(かご)を雇い...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...義時も又爰にいたりて一言の云々もなし...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...爰に始めて此論を公にするに至りしものなり...
福沢諭吉 「新女大学」
...爰に一種の研究所を設けて...
福澤諭吉 「人生の樂事」
...爰(ここ)へ頂戴(ちょうだい)」...
二葉亭四迷 「平凡」
...爰処(ここ)だ爰処だ...
正岡子規 「初夢」
...右被二仰出一之次第傳達爰に致り論談相濟ル尚此餘さまざま御沙汰書世にさまざま有べけれども見る事をゑせざるまましるし置かず...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...」爰元(こゝもと)は西丸下の老中屋敷...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...無ければならぬとする理由も爰(ここ)にある...
柳田国男 「海上の道」
...爰元(ここもと)へ参り居候(中略)爰元(ここもと)の舟にて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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