...三人とも全身焼け爛(ただ)れてとうてい命は取り留め得なかろうということであった...
橘外男 「生不動」
...……絢爛たる廃墟! 華麗なる庭!夢に夢見る心地というのはまったくこれを指すのであろう...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...次に燦爛光射る黄銅製の兜取り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...シエラのそよ風のように天真爛漫な少女を見るだけで...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...試みに見よ封建社会の道徳なるものは天真爛漫(らんまん)...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...黒雲の一隅から一條の日光が燦爛たる輝きを示した心地がして...
長岡半太郎 「湯川博士の受賞を祝す」
...人形を取り出した女人の眼は爛々と燃えておりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...爛酔(らんすい)の客は...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は爛酔(らんすい)の真最中(まっさいちゅう)にふと自分の位置に気が付くのです...
夏目漱石 「こころ」
...喉が爛(ただ)れるようになって居ることに気づきました...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...身も心も燒き爛(たゞ)れるほど玩具にされて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俄に絢爛多彩を極めだしたネオンサインの氾濫は...
正岡容 「旧東京と蝙蝠」
...けれ共間もなく恭吉は狂気の様な熱心と執拗さで発表された四十を越した女の爛れた様な羞恥のない熱情の下で喘がなければならなかった...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...梅八は江戸文化の爛熟(らんじゅく)末期から衰退期にかけて...
山本周五郎 「新潮記」
...悠々と火を焚いて腐爛するのを待つ事になった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...楼閣に楼閣を重ねた絢爛たる光の綾を鏤め...
横光利一 「旅愁」
...あたりに競(くら)ぶべき絢爛(けんらん)がないだけに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...彼の爛々(らんらん)たる双眸(そうぼう)を中心として...
吉川英治 「宮本武蔵」
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