...燕(つばめ)も蝙蝠(かうもり)も飛(と)ばずに...
泉鏡太郎 「飯坂ゆき」
...軽いタップダンスを踊っている燕尾服(えんびふく)の俳優は...
海野十三 「恐怖の口笛」
...すぐ後(うしろ)の寺の門の屋根には雀(すずめ)と燕(つばめ)が絶え間なく囀(さえず)っているので...
永井荷風 「すみだ川」
...燕の群よまた来る春にお前達のまた来る時今年の古巣はもうあるまい...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...白雲のゆききもしげき山の端に旅びとの群はせはしなくその脚もとの流水もしんしんめんめんと流れたりひそかに草に手をあててすぎ去るものをうれひいづわがつむ花は時無草の白きなれども花びらに光なく見よや空には銀いろのつめたさひろごれりあはれはるかなる湖うみのこころもて燕雀のうたごゑも消えゆくころほひわが身を草木の影によこたへしにさやかなる野分吹き來りてやさしくも...
萩原朔太郎 「秋」
...赤い燕尾服を被て...
ゲオルヒ・ヒルシユフエルド Georg Hirschfeld 森林太郎訳 「防火栓」
...小野蘭山等を初めとして今日だれでもみな燕子花をカキツバタだととなえ納まりこんで涼しい顔をしているが...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...何んとならばカキツバタは断じて燕子花ではないからである...
牧野富太郎 「植物記」
...だから燕と言える...
牧野富太郎 「植物記」
...首を「燕たち」の方へ向けたまま...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...支那の名馬は、周穆王(ぼくおう)の八駿、その名は赤驥、盗驪、白義、踰輪、山子、渠黄、華※、緑耳で、漢文帝の九逸は、浮雲、赤電、絶群、逸驃、紫燕、緑、竜子、駒、絶塵だ、前者は毛色、後者は動作を主に名の因とした...
南方熊楠 「十二支考」
...殊に上層は幾百羽となく岩燕の大群が巣を作つて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...お袖がお燕を愛する深さとやさしさには...
吉川英治 「大岡越前」
...其許(そこもと)がお燕を駕籠へのせて逃がしたのを見とどけておるし……...
吉川英治 「大岡越前」
...「あぶない! そっちは危(あぶ)ない!」とまた燕作の声がする...
吉川英治 「神州天馬侠」
...燕作(えんさく)というやつにつかまって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...おちぶれてから後悔しても及ばんからな」「ですが、ご主人」と、燕青もまた、黙ってはいられぬように、口をひらいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...六浪と燕のようなものだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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