...燕雀生の下問を仰がん...
芥川龍之介 「念仁波念遠入礼帖」
...苅入れを終つた燕麥畑の畦に添うて...
有島武郎 「秋」
...剰(あま)す所は燕麦(からすむぎ)があるだけだったが...
有島武郎 「カインの末裔」
...彼は彼女の若い燕...
種田山頭火 「行乞記」
......
種田山頭火 「行乞記」
...故に子遠が送別の句に「燕趙の多士一貫高...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それから碾割(ひきわり)の燕麦(えんばく)がつくことになっております...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...身を翻(ひる)がえす燕(つばめ)のように早かったかも知れないが...
夏目漱石 「明暗」
...その燕嬢は当時の夜会巻(やかいまき)に髪を結い...
野村胡堂 「平次放談」
...この燕嬢がなんの因果か...
野村胡堂 「平次放談」
...陽春二三月 楊柳斉作レ花春風一夜入二閨闥一楊花飄蕩落二南家一含レ情出レ戸脚無レ力 拾二得楊花一涙沾レ臆秋去春来双燕子 願銜二楊花一入裏一灯の下に横坐りになりながら...
林芙美子 「新版 放浪記」
...よく大詰の幕に出る客人に扮した役者が著(き)ているような燕尾服が著せてあった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...お父っさんもあんなにお太りなさるようだと好(い)いわ」「如燕のように太ってたまるものか」と云いながら...
森鴎外 「雁」
...小日向(こびなた)の高台から一本道を大股にここへ急いで来る燕合羽(つばめがっぱ)...
吉川英治 「江戸三国志」
...御苦労さん、ここでいいのよ……」お燕と一緒に、坂を下って、鶯谷の橋袂まで来ると、かの女の六感は、何かをもう覚ったらしく、「お燕、いけないよ」急に、もとの上野の裏山の方へ、走りかけた...
吉川英治 「大岡越前」
...お袖、お燕の素姓は、うすうす知っていたが、何となく、不気味なものは拭いきれない...
吉川英治 「大岡越前」
...春は来ぬけむる嫩草(わかくさ)に々(じょうじょう)たり双燕は飛ぶながむれば都の水遠く一すじ青し碧雲(へきうん)深きところこれみなわが旧宮殿堤上(ていじょう)...
吉川英治 「三国志」
...石上(いそのかみ)の中納言(ちゆうなごん)には燕(つばめ)のもつてゐる子安貝(こやすがひ)一(ひと)つといふのであります...
和田萬吉 「竹取物語」
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