...マッチは燃えつきました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「マッチ売りの少女」
...枝のところまで燃えてきました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「モミの木」
...燃える樣な新しい煉瓦の色の...
石川啄木 「菊池君」
...そこには呪わしい紅蓮(ぐれん)の焔がメラメラと燃え上っているのだった...
海野十三 「火葬国風景」
...希望に燃えて溌剌(はつらつ)として働いている...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...葡萄榾(ぶどうほだ)ちよろ/\燃えて夏炉かな煙管(きせる)に火つけて夏炉にかしこまる五月二十八日 亀田...
高浜虚子 「五百五十句」
...正義はその燃えさしを傍の火鉢(ひばち)の中に入れて夫人の顔を見た...
田中貢太郎 「白っぽい洋服」
...藁を燃やした屑にはまだ大分に炭素が残って黒い色をしているが火鉢に入れておくとこの灰はだんだんに燃えて灰ばかり残る...
寺田寅彦 「歳時記新註」
...燃えのこりの部分の燻(くすぶ)っているのを...
徳田秋声 「仮装人物」
...それはある瞬間に「ボーッ」と真っ紅に燃えつく時である...
中井正一 「聴衆0の講演会」
...二人は松毬が燃えるのを見てゐた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...その激情的な顏は燃え立つ焔のやうな凄まじさです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...だが、僕は昔から、殆どもの心ついたばかりの頃から、揺すぶられ、鞭打たれ、燃え上り、塞きとめられていたような記憶がする...
原民喜 「鎮魂歌」
...燃え残りの木に土をかぶせ...
本庄陸男 「石狩川」
...たゞ燃えあがる情熱のまゝにその身を任すのは操る術を知らない者が猛り狂ふ駻馬に跨つて徒らに鞭打つやうだと考へます...
牧野信一 「〔婦人手紙範例文〕」
...欠陥だらけな事実の印象を獲るよりか……」「現実慾に燃えながら……まあ奇態な言葉ですのね...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...下の端だけ樺色(かばいろ)に燃えている...
森鴎外 「鼠坂」
...ひとりでに爛(らん)として燃えるものが充(み)ちて来るのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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