「焼く」の意味
火で加熱する
小説での「焼く」の使い方
...「おれの国の人間は、みんな焼くよ...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...この若くて美しい奥さんの世話を焼くことの愉快さとが...
石川欣一 「山を思う」
...火をつけて鳥渡(ちょっと)焼く――そうしたものを...
海野十三 「空襲葬送曲」
...原へ持って行って焼くとかいう風で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...しまいに食用蛙を殺して焼くねんわ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...(明治四十五年 一月十日)小鳥芝生を焼く...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...さらに極端な迷信家になると屍体を焼くとき脂をとり...
中山太郎 「屍体と民俗」
...一坪の厨(くりや)は活気を呈(てい)して鰯(いわし)を焼く匂いが僕の生唾(なまつば)を誘(さそ)った...
林芙美子 「魚の序文」
...その肉饅頭(ピロシュキ)を焼くのがめつぱふ上手なのぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...前の西門の入日の歌もあり又末嬢の藤子さんの家の焼けたことを依水荘で聞かれて やがてはた我も煙となりぬべし我子の家の焼くるのみかは と死の近づきを想見する歌もあるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...ジリジリと焼くように照りつける日の力に...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...○犢のロースはサーラエンという肉の骨付き弐斤ほどへ塩胡椒を振掛けテンパンへ入れその周囲へ玉葱一個人参二本を細かく切りて添え肉の上へバター大匙一杯を載せスープ大匙一杯を掛け一時間ほど火にて焼くなり...
村井弦斎 「食道楽」
...新しければ焼くとはどういう訳(わけ)だ...
村井弦斎 「食道楽」
...犠牲者を人は生きながらに焼く...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...左義長は関西の方ではただ飾り物を焼く行事のようになっているが...
柳田国男 「こども風土記」
...焼くな」「火を放(つ)けろ...
吉川英治 「新書太閤記」
...小さな火の舌は焼くものを求めるように白く狂った...
吉川英治 「親鸞」
...塩焼く海女(あま)の小屋もあるうちから...
吉川英治 「源頼朝」
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