...然して、稿本成りて、名を言海とつけられしは、佐藤誠實君の考選にいでたり...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...(歌謠番號二〇)然して生(あ)れませる御子の名は...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...きわめて判然しているごとくに聞えるが...
丘浅次郎 「境界なき差別」
...然して水成岩の出来ぬ前の地球の歴史がどの位あつたか知れず...
丘浅次郎 「人類の誇大狂」
...然して彼覚を召して問給うに...
高木敏雄 「比較神話学」
...然して此心は大抵な人が皆同じであつたらうと思つて居る...
塚原蓼洲 「兵馬倥偬の人」
...然して現代日本の智識...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其一)」
...両方共二三日前に当分望(のぞみ)がないと判然して見ると...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...この時のごときは遠くから弾の所在地は判然している...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...然してその理由は...
萩原朔太郎 「蒲原有明に帰れ」
...僕は借金も全然していません...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...こいつにたいする気持の用意は全然していなかった...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...味についての記憶があんまり判然していない...
古川緑波 「牛鍋からすき焼へ」
...然して自らは常に質素極まるセンチメンタル・ツラベラとしての蕭条さを忘るることなく...
牧野信一 「風流旅行」
...「奇麗な處だ!」と感歎しながら茫然していると...
三島霜川 「水郷」
...その目は私にすがりつき然して藻掻いてゐるやうな...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...判然してもいないし...
森本薫 「華々しき一族」
...然して後学びたりと為さん...
和辻哲郎 「孔子」
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