...相手は無神経な電信柱で...
薄田泣菫 「酒」
...ばかばかしい程無神経な俗書であるのが常である...
高村光太郎 「書について」
...けだものみたいに無神経なアメリカの兵隊どもが...
太宰治 「十二月八日」
...まるで無神経な人だと思った...
太宰治 「如是我聞」
...まるでもう無神経なのだから...
太宰治 「冬の花火」
...物知りげな女たちや無神経な娘たちが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...武田は無神経なほど落付払っていた...
豊島与志雄 「裸木」
...無頓着(むとんちゃく)なる観覧人の無神経なる閲覧に供せられんよりは...
永井荷風 「江戸芸術論」
...――しかしそう無神経なら今日でも...
夏目漱石 「虞美人草」
...自分の小遣を比田(ひだ)に借りられないような用心でもする方がよっぽど増しだ」こんな事に掛けると存外無神経な細君は...
夏目漱石 「道草」
...もつと無神経なのは...
林芙美子 「浮雲」
...彼は馬鹿でもなければ無神経な男でもない...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...あのドルセット街の陋屋(ろうおく)におけるケリイ別名ワッツ殺しの場合のような徹底した狂暴ぶりは、野獣か狂者でないかぎり、いかに残忍な、無神経な、血に餓えた人間であっても、人の皮を被(かぶ)っている以上とうてい示し得ないところと思考される...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...無神経な性格だったのである...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...それに無神経な露骨な自我を加へたこの頃の彼女には...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...無神経な木偶の様にぐずぐずと喋って居なければならなかった...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...父にはこの無神経な...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...まったく無音無色のなかに無神経な冬眠をジッとつづけている蟇(ひきがえる)みたいなものです...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索
