...ローマの眼科医またネロの時代には非常に無知な眼科医たちもローマにいたが...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...現実的には貧しく無知な女はそれだけ世の中から傷つけられ歪みっぽく疑い易い野良猫じみた性質になっていて...
田中英光 「さようなら」
...この無知な区別からも説明できよう...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...従って又之ほど無知な反感を招くものはないように見える...
戸坂潤 「思想としての文学」
...各種のインチキな所謂民間療法はこの神聖医学に対する無知な怨嗟の声に他ならない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...何より民衆の無知な常識に訴えるに効果があることは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...憐れな無知な群衆にとっては...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無知な者は、罪を犯(おか)す時まではそんなに大それたことと思わないでいて、犯した時に至って初めて、その罪の大きかったのに仰天(ぎょうてん)する...
中里介山 「大菩薩峠」
...無知な病妻を生涯(しょうがい)看通(みとお)さなかったことに対しての非難は免れない...
野村胡堂 「楽聖物語」
...無知なサクは、ただ金が必要なために、奸計にやすやすと陥って、永田杢次に、いろいろな証書に、署名捺印させた...
火野葦平 「花と龍」
...まったく理解と関心とを持たない無知な者...
火野葦平 「花と龍」
...まるで煉瓦(れんが)のように無知な人間と映ずるに相違ない...
平林初之輔 「探偵小説壇の諸傾向」
...僕のやうな無知なフアンを...
牧野信一 「淪落の女の日記」
...いよいよ無知なる者の自然への従順をたたえ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしたちのような無知な人間は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...無知なる者も救われるとは...
柳宗悦 「工藝の道」
...もっとも愚かな者より愚かで無知なのだ...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...それは無知な野性を駆るための衆愚の旗...
吉川英治 「私本太平記」
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