...無代價で二三百枚づつ配布されるのである...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その多くは無代価(ただ)で書物を貰はうとする吝(けち)な輩(てあひ)で「平素(ふだん)から貴君(あなた)を尊敬してゐる」とか...
薄田泣菫 「茶話」
...手荷物規則ひとりにつき三十封度(ポンド)まで無代三十封度(ポンド)以上は...
谷譲次 「踊る地平線」
...かくのごときの常備軍はもちろん無代価にて平時に整えおくことあたわず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...無代價にて之れを伊藤侯に讓與したりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...無代価にて之れを伊藤侯に譲与したりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...この良夜を無代価に恵与する天然の贅沢(ぜいたく)はすばらしいものだ」「その天然の贅沢を...
中里介山 「大菩薩峠」
...無代(ただ)よ)ってみんなが言うのよ」それが...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...一體國立劇場といふのは無代(むだい)で見せるものではないかと言はれた...
長谷川時雨 「むぐらの吐息」
...無代(たゞ)ともゆくまいが...
長谷川時雨 「むぐらの吐息」
...「さんざ無代(ただ)で飲食したうえ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...この御長屋を無代(ただ)で貸して下さった上に...
水上滝太郎 「遺産」
...蚤もまた天然無代価の枕時計であって...
柳田国男 「雪国の春」
...無代配布をやめて...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...無代ではほかの奴が承知しまい...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...そんな古人の苦心をソックリそのまま無代価で頂戴している...
夢野久作 「能とは何か」
...まさかに満月の身体(からだ)を無代価(ただ)で引取る訳には行くまいと仰言る...
夢野久作 「名娼満月」
...先へ乗っておくンなさい」「無代(ただ)でだよ」「えっ?」「こう見えても私は一文なし...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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