...飯は米で焚くと云ふ大切な意識を缺いてゐるのだとさへ誣ひようとするのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...落葉松の薪をどんどん焚くストーヴをかこんで...
石川欣一 「山を思う」
...山上に火を焚くは...
大町桂月 「赤城山」
...此頃は飯を焚くのも上手になつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...米一升に付酒一合の割りで飯を焚く...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...篝火(かがりび)を焚く霜夜の天幕...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...焚くとけむくて困るとかで...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...香を焚く人、鈴を鳴らす人、柏手を叩く人、勝手なまちまちの参詣の人が一段落になると、主人の佐久間勘解由は物蔭に玄沢坊を呼びました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...これを焚くと亡くなられた方の姿が...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...釜前の板で拵えた台に腰を下ろして火を焚くんでもなくションボリしている丑松を見ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...焚く薪の山をドアの前に準備するようにと注意し...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...霞の上に藻汐焚く煙のなびく由尋常に詠まばつまらぬ迄も斯る厭味は出來申間敷候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...薪を集めることから焚くことから...
宮本百合子 「幸福の建設」
...今どきこんな燒跡などで誰が焚くのか...
三好十郎 「肌の匂い」
...西洋人の家では三食の外にストーブを焚く事がない...
村井弦斎 「食道楽」
...折り焚く柴火を焚けば話がはずむという原因結果は...
柳田国男 「雪国の春」
...ヒデ鉢とはいわぬが松を焚く土製のランプはあった...
柳田国男 「雪国の春」
...は冬期に壁の後ろから焚くのである...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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