...今、その要を摘載するに、「下谷区下車坂町、日蓮宗蓮華寺の裏手にある墓場へ、火の玉が出る、幽霊が現れるといい出だしたるより、同寺の住職が、その正体を見届けんとて、下僕を従え、午前二時ごろ墓場へ行き見しに、無縁塚よりボンヤリ光の現れしに、さてはと題目唱えながらよくよく見れば、ランプらしきように見ゆるにぞ、いよいよ近よれば、果たしてランプに紙を覆いありしのであった」これは何者かの悪戯より出でたるに相違ない...
井上円了 「おばけの正体」
...そもそもこの「火の玉」少尉とよばれる六条壮介(そうすけ)と戸川中尉とは...
海野十三 「空中漂流一週間」
...きょうは「火の玉」少尉...
海野十三 「空中漂流一週間」
...やはり元の部下の「火の玉」少尉の部署のことまで気にかかるのであった...
海野十三 「空中漂流一週間」
...こいつ……」「火の玉」少尉にとっては...
海野十三 「空中漂流一週間」
...「火の玉」少尉は...
海野十三 「空中漂流一週間」
...それが「火の玉」少尉の...
海野十三 「空中漂流一週間」
...しかしそれは、地球で見る缶詰とはちがって、缶の横には三角だの、火の玉だの、妙な模様がかいてあるものだった...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...火の玉の這ったと思われる処が黒く焦げていた...
田中貢太郎 「掠奪した短刀」
...赤や青の火の玉を投げ上げる...
寺田寅彦 「先生への通信」
...走りながらもんぺがぱっと燃え上がってそのまま火の玉となってころがるのもいる...
永井隆 「長崎の鐘」
...紀州沖から火の玉が飛んで来て...
武者金吉 「地震なまず」
...火の玉が空中を飛んだ例も少なくない...
武者金吉 「地震なまず」
...火の玉はフラフラ揺れるが...
武者金吉 「地震なまず」
...火の玉のように宙(ちゅう)まわりをしてきた火焔独楽(かえんごま)をガッキと刀の鍔(つば)でうけたが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...火の玉のように血まみれとなって――そのうち一人は騎馬で...
吉川英治 「新書太閤記」
...火の玉のような負傷(ておい)が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...以前の火の玉がまたあらわれて...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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