...狂瀾怒濤(きょうらんどとう)が一時に鳴りを鎮めたように...
海野十三 「火星探険」
...平地に波瀾を起すような事は大嫌いであった...
大隈重信 「福沢先生の処世主義と我輩の処世主義」
...この波瀾重疊の時代に官僚内閣とは――およそ無意味な話だ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...遺骸をあの狂瀾怒濤...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...夫の方もいずれまた一と波瀾(はらん)持ち上ること分ってましたが...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...全体は全体において一とならんとする大渦小渦鳴戸(なると)のそれも啻(ただ)ならぬ波瀾の最中(さなか)に我らは立っているのである...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...事件の波瀾重畳のみを本意として興味をつなぐ以外に何ものも見いだし得ないのである...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...これから行って見ようとする松島の観瀾亭というのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...観瀾亭へ行って永徳に見参したいと思うのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...いかに波瀾(はらん)に富んだものかは...
夏目漱石 「こころ」
...沙翁(さおう)は指輪を種に幾多の波瀾(はらん)を描いた...
夏目漱石 「野分」
...人間を研究するには何か波瀾がある時を択(えら)ばないと一向(いっこう)結果が出て来ない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...」波瀾をおそれてゐた彼は...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...坦々とした波瀾のないもの...
柳宗悦 「民藝四十年」
...それはたった今眼の前で起った小さな波瀾……カステーラ事件のために...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それからそれへ波瀾の絶えぬことになった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...危なッかしいとは思いますけれど……」「申さば鳴門の狂瀾(きょうらん)へ吾から運命を投げこんで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...米国産業資本に強靭(きょうじん)な波瀾(はらん)をまきおこしたために...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
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